NGT48をみるブログ「三鶴の黄昏と黎明」

NGT48運営の課題がメインテーマです。

ヘザー炎上と荻野由佳氏について、あの時と今

相関図 - NGT48事件史(NGT48暴行事件ほか)

荻野由佳を含む, NGT48暴行事件を巡る相関図。2023年4月更新版。

2019年4月、ヘザー(アダストリア)が、荻野由佳氏をモデルとして起用し、大炎上しました。

その炎上時、私もまとめを作るなどし、ヘザーを批判しました(荻野氏個人への批判は控え、ヘザー・アダストリア批判がメインでした。その時のまとめは非公開化しています)。

その時の事を今振り返り、総括しつつ、今後、荻野由佳氏に必要な事をまとめようと思います。

今後のNGT48のスポンサーとの関係や、荻野由佳氏をどう考えるかに、密接に関わってくるものであり、避けて通れないテーマだからです。

 

もしタイムスリップしたら

荻野由佳氏に対する私の見方は、2019年12月8日の「ドアドッキリ」を境に悪化しました。

しかし卒業を発表した後の今(※2021年時点)、荻野由佳氏に対する感情は色々と軟化しています。

(※2023年5月3日追記→荻野由佳は2022年、週刊女性で、被害者に寄り添わない事を明言したため、2022年8月以降の私の荻野氏への心象は最悪です。)

ではタイムスリップして2019年4月のあの頃に戻ったら、私はヘザーによる荻野由佳氏起用への反対をやめ、ヘザー・アダストリアを擁護するでしょうか?

 

しません。

それはその時の状況を考えれば、批判以外の結論が出ないのです。

 

ヘザー起用と中止の経緯をおさらい

 

荻野由佳を起用したHeatherが大炎上 スポンサー離れでNGT48のオワコン化が加速か (2019年4月24日) - エキサイトニュース

Heatherは(2019年4月)17日から荻野をモデルに起用したプロモーションを展開した


炎上

4月24日、女性向けブランド「Heather(ヘザー)」がNGT48の荻野由佳をモデルに起用したプロモーションを中止した。プロモーションに関するコンテンツはすでに削除されている。(上記と同じ引用元

「荻野由佳氏は事件の黒幕」説には、私は否定的、その理由 

この記事でも取り上げられている、

“事件の黒幕疑惑”“いじめの主犯”といった説が飛び交い炎上中。(上記と同じ引用元

について。

私は荻野氏を「事件の黒幕」「いじめの主犯」とは考えていません。

 

「いじめの主犯」については、そもそも山口真帆さんは「いじめられていた」とは仰っていません。
いじめは通常、多数派が、一人か二人をいじめるものです。


ブラックなNGT48運営の圧迫下・箝口令の下で困難な時に、副キャプテンとして、一期生メンバー4分の3から卒業にあたり送辞を得られるか、卒業公演に共演されるほど人望のあった真帆さんにつき、「いじめられていたのでは」と表現するのには、私は違和感があります。

 

一部メンバーによるいやがらせについては、あったとは思っていますが(実際加藤氏の誤爆騒動がありました)。

 

「事件の黒幕では無い」については、「そう判断する材料が無い」だけでなく、「知力を必要とする悪事が可能な方ではない」との客観的観察からです。
あるいは失礼な論拠による擁護かもしれませんが、根拠を挙げないと「私はそう思って無い」だけになってしまうので、仕方ありません。

 

その「知力・能力」面の考察も含めて、荻野由佳氏が何をしたかについての私の見解は下記を御覧下さい。

新ブログはこちらです↓

mitsuru-kux.hatenablog.jp

 

なお、捏造写真も出回っているので、デマ・ガセの拡散には気を付けて下さい。

NGT48を巡るデマ・ガセを検証する - NGT48事件史(NGT48暴行事件ほか)

 

ヘザー展開の時期、何が起きていたか

ヘザーの荻野由佳氏を起用したプロモーション展開初日が4月17日です。

この頃、NGT48では何が起きていたか。

山口真帆さんがステージ謝罪強制事件後、3か月ぶりにステージに復帰したのは、この4月21日の事でした。

www.oricon.co.jp

 つまりヘザープロモーションの展開初日は、

  • 「事件被害者の姿すら見られない時期」
  • 「事件被害者が副キャプテンを務めていたチームの解散が発表され、同チームの千秋楽を控えている時期

でした。これよりひどいものは考えられないほど最悪のタイミングです。

 

起用された人物が、たとえば小熊さん(1月)、中井さん(1月)、菅原さん(3月)のように、何らかの山口さんに寄り添う発信をしていたか、あるいは山田さん(1月)のように一般論として正しい言葉を発信した人達なら、何とかなったかもしれません。

niigata-2018jiken.memo.wiki

しかし荻野由佳氏は本当に何も、被害者に寄り添う言葉を一言も出しませんでした。

 

ヘザー大炎上は必然であった

これではヘザーにつき、

「事件被害者を無視し、運営の問題も無視し、
事件被害者がまだ表にも出ていない段階で、
事件被害者が一方的に不利益を喰らっている段階で、
被害者に寄り添わない人間を表舞台に立たせる企業」

という炎上が起こらない方が不思議です。

全く必然の炎上でした。

 

そして私も、AKSに対し、このままではAKS・NGT48が社会的評価を得られるのは不可能という判断を突きつける必要性を感じましたし、今の感情のままタイムスリップしても、同じ行動をとるでしょう。

 

ただし、2019年4月当時も、「荻野氏自身が事件に関わっているとは思えないから、過剰社会制裁になるのは避けたい」という動機はあり、あくまで「ヘザー批判」に絞ったつもりです。

 

せめて山口真帆さんが研音に所属する事が発表された翌日以後(2019年5月26日以降)なら、「山口真帆さんが活躍するのならば…」という心情が働く人たちも少なく無かった筈です。

炎上の度合いは半分未満で済んだでしょう。

 

ヘザーは明らかに早過ぎたのです。

これは荻野由佳氏個人でどうにかなる話ではありません。

見通しの甘さについての責任の大半は、ヘザー(アダストリア)とAKSホリプロにあります。

 

今なら私はどうするか

それでは今、ヘザー(ないし他アパレル企業)が同じように荻野由佳氏を起用したらどうなるでしょうか。

 

まず私個人は、あの頃ほどにはまとめを作るなどして批判する事はありません。

「事件被害者が表に出る事すらできていない時期に、事件被害者が副キャプテン職を奪われた時期に」といった時期的不適切さもありませんし、

「運営に現状が社会から容認されるという誤認を与える」という虞も(ゼロではありませんが)大きくはありません。

 

荻野氏に対して応援する感情までは持ち合わせていませんが、将来を邪魔するほどのアンチでは、私はありません。

おそらく、ツイッターで一言二言、あまり好意的では無い呟きを(名指しはせずに)するか…(しないかもしれません)、それで終わりです※。

 

※私は現時点(2022年2月15日確認)、

  • 新潟県(県庁・県知事)」がNGT48グループやメンバーと組んだら批判する(県庁がお墨付きを与えるべき状況では残念ながらまだ無い)
  • 上場企業が「NGT48というグループ全体と組んだら」、批判する
  • 個々人の大半は応援しているため、個々人のコラボについては、強くは批判しない(※追記あり

という姿勢でいます。
もちろん「応援するかどうか」はまた主観的感情が入る所になりますが、少なくとも「個々人のコラボについては強く批判はしない」については、荻野由佳氏も対象です。

※尤も、「強く批判はしない」とは言っても、NGT48事件史の加筆は続けますから、運営への批判的姿勢は続きます。メンバーの安全のためにも、運営の安全管理への疑問は指摘し続けるしかありません。メンバーの安全を心配する言論が、メンバーの活躍にはマイナスになっている面もある事には、常に苦悩があります。

 

※2023年5月3日追記

西潟茉莉奈氏を起用する上場企業が現れました。…全く想定外(想定0)の事態であり、「まさか使う企業は居ない」と思って居ましたため、「個々人のコラボなら批判しない」と述べていた前言と異なる形となっています。

世間はどうなるか 

ツイッターでの山口真帆さんファンの大半は、もう荻野氏の事はどうでもよいという姿勢です。

ツイッターで荻野氏についてわざわざ言及する山口真帆さんファンは、多く見ても、おそらく20人を超えません。

ツイッターにいる事件追及層はほとんどが山口真帆さんファンでもあり、「山口真帆さんのために」という動機もあり、言動を自制する人が殆どです。

  

しかしネットにいるのは私やその周囲だけでは当然無く、さらにはネットはツイッターだけでもありません。

そして掲示板やヤフコメに居る「アンチ荻野層」は、必ずしも山口真帆さんファンではありません。

2018年以前、総選挙速報1位の頃から、根強くアンチ荻野層は存在しますが、それらは必ずしも山口さんファンではない。

彼らには自制する動機が、法的措置の回避以外ありません。

彼らは荻野氏が活動する度に否定的言辞を出力するでしょう。

 

ホリプロがすべきこと

私は2019年から一貫して、容姿中傷には反対してきました。

元々容姿中傷が嫌いなのです。

アンチ荻野層からの容姿中傷には断固として批判します。

 

ホリプロやFloraが、社会的常識が許す範囲で法的措置に訴えるのも当然です。

その場合、書き込み者のみならず、まとめサイトを訴えるのも手でしょう。

 

しかし数百人は居る(アンチが数百人という意味では無く、批評する人が数百人という意味です)と思われる人々の批評の全てにつき、法的制裁で対処可能な範囲には、限界があります。

 

法的措置の検討(場合によっては実行)の他にも、アンチを減らし、ファンを増やす戦略が、荻野由佳氏と、ホリプロに必要です。

 

私がする事

私は正直、色々あって、荻野氏の事が好きにはなれていません。

しかしながら「今も万人から誹謗中傷されなければならないほどの極悪人ではない」とも思っています。

何より、私が心から応援しているりかさんのご友人です。

 

既に「NGT48事件史」サイトで下記の通り、荻野由佳氏にまつわるデマ・ガセを否定するようにはしていますが、

niigata-2018jiken.memo.wiki

そうしたデマ・ガセ否定は、気付き次第、今後も加筆を続けるつもりです。

 

関連ページ

mitsuru-kux.hatenablog.jp

www.cyzo.com 

togetter.com

news.biglobe.ne.jp

www.j-cast.com