NGT48をみるブログ「三鶴の黄昏と黎明」

NGT48運営の課題がメインテーマです。

鈴木優香氏の「2年間同棲」の背景にある重大な問題

最初にお断りするが、筆者はアイドルの恋愛は問題にしない。
むしろ
「アイドルの恋愛禁止は人権問題ではないか」
というのが今でも筆者の問題意識としてある。

※余談だが、NGT48暴行事件においても、つながりが単なる恋愛・交友に留まるものであったのなら、それ自体は重大な問題だとは考えていない。

第一の問題は暴行犯

第二の問題は向かいの部屋の管理状況をはじめとする運営の体制、

第三が一部つながりメンバーが向かいの部屋の状況に関わっていたか否か、暴行犯らに何を言ったか、

第四が不起訴処分・起訴便宜主義の制度の問題である。

 

だが鈴木優香氏については、2つの問題と、1つの重大問題があると考えている。

問題1:同棲相手がプロデューサーであった

これは多言を要さない。

女性・芸能人を「商品」と表現する事の妥当性に疑問はあるが、「商品に手を出すな」という結論は間違っていない。

AKB48にねじこめる、あるいはAKB48から便宜を図られるような立場のプロデューサーでは無かったようであるが、同業の女性に手を出せるこのプロデューサーは、職業倫理を問われても仕方ない。

 

問題2:鈴木優香氏が文春に暴露した

本稿で唯一、鈴木優香氏に批判的な項目になる。

恋愛禁止は人権問題ではないかとすら考えている筆者としては、恋愛していても同棲していてもセフレが居ようと何股かけていようと、許容するファンが居てペイするのであればそれで良いと考えている。

もちろんファンにとっては、「好きな人に好きな人ができた」「そんな安い男と」という心情が出てくるであろうが、筆者は鈴木氏のファンではない。

結局の所それはファンが許容するか去るかの問題だけである。

 

しかしながら自分を撃った文春に自白してスッキリするのだけは避けるべきであった。

これで鈴木氏は、「文春は余計な事をした」と怒っていた、最後の擁護者たるファン達まで裏切ってしまった事になる。

また、文春はAKBGを執拗に撃ち続けている言わば「仇敵」である。鈴木優香氏は仲間達も裏切った事になった。

スッキリして再出発したいという願望を十歩譲って認めるにせよ、せめて新潮、SPA!、フライデーなど、別の媒体を選ぶべきであった。

 

問題3(重大問題)AKB48運営が2年間の同棲を把握していなかった

この3番目が最大かつ重大な問題である。

2年間、男性と同棲していたことを、AKB48運営は把握していなかった。

仮に把握していて放置していたとするなら、
「相手の男の素性を調べなかった」
または
「相手がプロデューサーであるという事を知っていて放置した」
という2ついずれかの問題が発生する。

 

メンバーの住居環境のある程度の把握が保安に重要であるということは、NGT48暴行事件から得られた教訓でもあった筈である。

web.archive.org

プライバシーとのバランスも考慮する必要があるが、年に3,4回ほど、居宅とその周辺の防犯カメラの状況くらいは実地で点検しなければならない筈である。

そしてそうした実地点検の際には当然アイドルの居宅を(プライバシーに配慮するなら玄関だけでも)訪問し、鍵やチェーン等施錠設備、ドアスコープないし玄関モニターに異状が無いかを確認し、防犯設備をチェックし、故障があれば速やかに(大家と合意を得て)自社で修繕すべきである。

そうしたチェックをしていれば、「男と同棲している事に2年間も気付かなかった」などという事はおよそ考え難い。

 

繰り返すが、恋愛・交際・同棲のいずれも、筆者は問題にはしない。

だがAKB48運営としては「同棲している相手がいる」事は把握しておかなければならなかった。

鈴木氏は単なる一般企業の女性社員では無い。

その相手が利害関係者や厄介ファンでないかは、最低限把握しなければならないラインである。

最悪、同棲相手が厄介ファンであっても、AKB48は気付く事が出来なかった、という事を今回の件は示している。

NGT48暴行事件で問題になったのは、「恋愛」「交際」ではなく、「厄介ファンとのつながり」であった。

AKB48運営は、そうしたつながりとなる可能性がある関係に2年間も気付けないという事を露呈してしまったのである。

 

仮に気付いていながら放置していたのなら、「プロデューサー」という、業界では有り得ない相手との交際相手を許容していたか、もしくは相手の素性を調べていなかったという事になる。

「厄介ファンなら運営がNOを出せていたのか」という疑問も残ることになる。

 

そして文春は本件を鈴木優香氏の個人のスキャンダルに限定し、運営の居住環境の把握能力や判断能力はクローズアップされる事は無かった。

厄介ファンとのつながりが有り得る重大な事象であったにも関わらず、運営や文春からはそうした視点からの反省は一切無かった。

 

まとめ

鈴木優香氏の問題は、単に「恋愛」「交際」スキャンダルではない。

運営が居住環境を2年間も全く把握していなかった、あるいは把握しても放置していた事を露呈した。

 

NGT48暴行事件の再発は、思わぬところから出て来るのかもしれないという危惧を抱かせる一件であった。

AKB48運営会社「株式会社DH」の本社所在地は、ヴァーナロッサム(旧AKS)と同じ「東京都千代田区外神田6-1-8思い出ビル」である。

 

AKB48本店は大丈夫だろう」というのは、単なる思い込みなのかもしれない。