NGT48暴行事件において、何が明らかになったか。
「真相」は不明だ。「真相はこうだ」って話は大体デマか、グレーを黒と断定し過ぎかだ。
しかし、少なくとも、以下5点までは、弁護士3名(+補助弁護士10名)からなる第三者委員会も認定している。
- 被疑者らが共謀の上、山口真帆さんに対して、顔面をつかむ暴行を行った事実が認められる
- 暴行犯グループのうちの一人である丙と、複数回個別に会っていたメンバーがいた
- 複数のメンバーが被疑者らのグループと私的領域で接触していたことも窺われる。
- 被疑者らとメンバーとの関係が、事件の契機となった
- 運営は、「つながり」を認知しても、積極的に調査や対応を行っていなかった
さて、これらに対し、運営(AKS→ヴァーナロッサム、Sproot、Flora)は何をしたか。
「メンバーが私的領域におけるファンとの繋がりがあった」「風紀の乱れ全般は、今回は不問いたします」と2019年3月22日にAKS取締役:松村匠が言った。
それで、どんな立場の人でも、「運営はメンバーを全員不問にした」という口上で語られている。
だが、よくみれば、その後、あるメンバーが処分されている。
結論から言えばAKS(現ヴァーナロッサム、Sproot、Flora)は
被害者を処分した。いや、し続けている。
- 被害者:山口真帆さんが副キャプテンとして大事にしていたチームGを解散
- 被害者の副キャプテン職も自動的に解任
- 被害者を卒業に追い込む(当時コメントした全ての芸能人が「追放」と捉えた)
- 被害者達の卒業公演「太陽は何度でも」につき、出演した「安心安全7」に、ネット上での言及を禁じた
- 卒業公演「太陽は何度でも」を配信販売せず(商売よりも被害者処分を優先する異様さ)
- チームG公演も配信販売せず
- AKS社長(現ヴァーナロッサム社長)吉成夏子は「山口真帆が会社に対する加害者」「山口真帆が嘘つき」「暴行犯の言う事を信じる」との認識の下、暴行犯らに茶番訴訟を仕掛け
- スポニチ写メ会デマ(爆散)
- 被害者の言い分を一回も聞かずに暴行犯と和解して解決をアピール
- 卒業生達のサインボールを撤去
- らーめん部名刺からも北原里英さんや大滝友梨亜さんの名前を抹消
- 山口真帆さんと、その仲間たる菅原りこさん、長谷川玲奈さんにかかる箝口令を維持
繰り返すが、NGT48運営(AKS→ヴァーナロッサム、Sproot、Flora)は
今も被害者を処分し続けている。
もちろんこの処分を続けているのはメンバーではない。
権限を有しているのはNGT48運営(AKS→ヴァーナロッサム、Sproot、Flora)の取締役会と、経営権を持つ株主である。
数名のメンバー(とりわけ中井りかさん)は応援するに至っているが
この異様な運営を許容できるほど、神経は鈍く出来ていない。
そしてこの運営の主張を是認、肯定し、被害者を叩き続ける一部ファン過激派が、NGT48には存在する。
正確な規模は分からないが、声の大きい者は少なくとも20人以上、それにいいねを付ける者まで入れれば100人ほどはいると推定している。
正直言って、これからのNGT48にスポンサーとして名前を連ねるのであれば、このような、「被害者を処分し続ける」運営と、その「処分」に乗じて「被害者を侮辱・嘲笑し続ける一部ファン過激派集団」を許容する、もしくはそのようなものの存在を探知する能力の無い組織である、と全日本、いや全世界に宣言するくらいの覚悟が必要だろう。