時々NGT48運営の無反応や諸々に苛立ち
「NGT48ファンは何をしているのか」
と私が口走る(ツイートする)事がある。
半分は本音だが、半分は申し訳ないと思っている。
それはNGT48ファンの多数派が、そんなに酷い方々では無いと私は思っているからである。
その思いを本日記で断っておきたい。
- 前提:NGT48ファンも色々
- いいねのグラフ
- お断り:「減ったから悪」ではない
- 半減したファン
- 2019年にはファンは待っていたのでは
- 2019年→2020年の、ファンの失望
- 2021年、下げ止まりの希望
- 激減した荻野氏と西潟氏
- 2度の失望
前提:NGT48ファンも色々
NGT48ファンにも色々いらっしゃる。
実は私のフォロワーではないのに、NGT48暴行事件追及を続けている私のツイッターをこっそり見に来ているNGT48ファンが30人以上いる事も、大体分かっている。
2021年8月一杯迄アンケ
— 三鶴(みつる)5分の1&コースター&くらげ (@mitsuru_Kux) 2021年8月25日
⚠️⚠️🚨フォロワーさんは投票しないで下さい🚨⚠️⚠️
⚠️該当項目が無ければ投票しないで下さい⚠️
⚠️NGT48を応援しつつ、三鶴に肯定的な隠れ訪問者が現時点どれ位いるか知りたい調査です⚠️
⚠️投票者の名は私にも見えません⚠️
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まず、NGT48運営を猛烈に批判している私を、わざわざアンケートに答えてくださるほどに見に来られるNGT48ファンが30人以上いらっしゃる事は、記憶しておいて良いと思う。
大体、NGT48ファンを大まかに分けて、以下のような図と、私は理解している。
今回は計算過程は略すが、6の人望団と、5の準人望団は、全体の1割も居ないと推算している。
4は…意外に多いかもしれないが、これは観測が難しい。
ただ、間違いなく過半数(それもたぶん3分の2以上)は1~3だと思っている。
なぜそう「思う」のか、確実では無いものの一応根拠はあるので、それを以下述べていく。
いいねのグラフ
「メンバーが獲得した、誕生日ツイートのいいね」を数えてエクセルに表にしたものが、手元にある。
全メンバーについてグラフを作ることもできるが、それを公開すると余計な反響が起きると考えるため、
人望団からの人気が高いD2期生(広義の1期生):
- 荻野由佳
- 西潟茉莉奈
の両名が獲得した年ごとのいいね数と、
- 当該年の誕生日ツイートをしたNGT48の1期生メンバーの誕生日いいね数/当該年で誕生日ツイートをしたNGT48の1期生メンバー数
をグラフにした。
グラフの赤線は、2022年2月4日現在残留している、NGT48の1期生だけの相加平均である。荻野氏と西潟氏はD2期生でもあるが、1期生としてこの数字には算入している(荻野氏は卒業しているが、算入している)。
お断り:「減ったから悪」ではない
上記画像にも「増えたから正義」「減ったから悪」という話ではない、と書き込んであるが、「ファンが減ったから黒なのだ」とか「ファンが減ったのは報いだ」といった表現は、それはどうかやめて頂きたく思う。
人気や成果は、正しいか正しくないかといったものと、必ずしもリンクしない。
公正世界仮説を、私は全否定する。公正世界仮説は、おそらくは山口真帆さんを責め立てる連中の心理にも働いていると思うし。
半減したファン
そうした「正しい」「正しくない」の評価は別として、
事実として、
NGT48ファンが激減したのはほぼ間違いない。
まず、平均値(グラフ赤線)が全体的に落ちている。
この「平均値」は、「まほりこぽんもふ、AA研究生、SA、高倉さん、TA、加藤美南氏、荻野由佳氏がいなくなったから下がった」というものではない。
ちゃんと在籍しつつツイートした人数分で割っているため、この値は
「在籍メンバーの誕生日ツイートをした一人あたりにならした、誕生日獲得いいね平均」
であり、人数とは関係無い値である。
その平均値が、2018年から2020年にかけて半減している。
2018年:6327.4
2019年:5022.6
2020年:2994.4
2021年:3283.7
(本稿では詳しく触れないが、一人だけある程度V字回復した一期生がいる)
グラフを見て分かる通り、荻野由佳氏と西潟茉莉奈氏は、二人とも、この相加平均を2020年、2021年どちらでも下回っている。
西潟茉莉奈氏は計測できる2018年以降、平均を上回った事が無い。
西潟氏は握手券には強いが、NGT48内で比較しても、ライトファンはそれほど多く無いとみられる。
2019年にはファンは待っていたのでは
ここからは推測になる(ただし単なる想像というのではなく、このグラフから推定可能な範囲である)。
NGT48のファン達は、自分の推しが、「事件被害者に対して冷淡な、居なかった扱いするようなアイドル」とは思いたくなかったのではないか。
何らかの態度表明を期待する人。
運営が改心することを期待する人。
人望団過激派ではないにせよ、最も山口真帆さんに懐疑的な層ですらも、民事裁判で何かが好転する事を期待する人…。
だが運営は、それらの期待を2020年4月8日にかけて、全て打ち砕いた。
おそらく、NGT48のもの言わぬファン達は、嫌気が差して去ったのだと思う。
この3年間で。
まほりこぽんファンが去った、だけの数字ではない。
2019年→2020年の、ファンの失望
2019年までの間は踏みとどまっていたファンが、2020年にはさらに減っていた。
一期生にかかる先の数字をもう一度挙げる。
2018年:6327.4
2019年:5022.6
2020年:2994.4
2021年:3283.7 ※(後述)
2018年→2019年(約20%減)よりも、
2019年→2020年(約40%減)の減り幅の方が大きい。
というところが興味深い。
2021年、下げ止まりの希望
※ある程度は2021年で「下げ止まった」とは言えるかもしれない。
それは2020年後半あたりから、「一期生4分の3は、決して悪い人たちでは無かった」ということが知られ始めたことも、無関係では無いかもしれない。
世間は厳しい視線もあるが、再評価する視線もある。
楽観は禁物であるが、その希望があることは言及しておくべきだろう。
激減した荻野氏と西潟氏
一方で、今ひとつ指摘できることがある。
「激減」という表現が合うNGT48一期生メンバーが、荻野氏と西潟氏だけであるという点である。
ここまで壊滅的に、誕生日にいいねをつける程度のライトファンが激減したメンバーは、NGT48で他にいない。
もしNGT48ファンの多数派が、二人の「沈黙」や、「ドアドッキリ」を良しとしていれば、このような数字にはなっていないのではないか。
二人はNGT48ファン内の多数からすら、支持を得られなかった。運営と、運営に徹底的に従順なメンバーに対する、物言わぬファンの、意思表示しない意思表示であった、そう私は解釈している。
2度の失望
NGT48は、大きく分けて二度、ファンから失望されたのである。
一度目は、NGT48暴行事件、2019年1月~5月。事件被害者を追い出す運営と、運営による箝口令で黙らせられたメンバー達を見せられた時。
二度目は、結局の所、箝口令が続き、「過去を無かった事にさせられるアイドル」の姿が明らかになったとき。
つまり
NGT48運営(Sproot、Flora)は、2度、ファンの失望を招いた。
その自覚があるのだろうか。
こうした数字、おそらく彼らはデータとして取ってないと思われる。
取っていたらあのような行動にはならない(取っててあの行動なら理解に苦しむ)。
「売上が激減していないから、まだイケる」と考えての行動の筈である。
NGT48運営には、頭の切れる投資家の社長や大企業出身のスタッフもいるだろう。
あなた方がやっているのはショービジネスだ。
イメージを売る商売だ。
モノが安くて良ければ売れるという業界ではないという自覚を、運営は持つべきである(持っていないから言っている)。
運営諸賢に勧める。
足元の数字を見たまえ。
そこに3年間のファンの失望が表れている。
去った人だけではなく、残っている人も、去った人と同じ空気を共有していた筈である。
彼らは正しく失望した。
NGT48ファン多数派は、決して異常者ではない。