「遙か彼方」と書いたが、もう「ほぼ不可能」と言って良いだろう。
NGT48の(2018年以前の水準までの)復活は、ほぼ不可能である。
断っておくが、私はNGT48の個々のメンバー複数を応援している。
それは上記相関図で水色に書いたメンバーのみならず、D3期生・2期生にもそこそこ応援している人はいて、コメントは殆どしていないがSRに行って星を投げるくらいの事はしている。
世間から見れば立派にライトファンに数えられるだろう。
元々私は「NGT48を潰すべし」という価値観や方針で動いていない。
もし「潰すべき」だと思っていたら、運営にこんな要求はしていない。
要求をしていたという事は、要求されるに値する団体だという事が前提になる。
NGT48は、劇場公演をやったり通常の活動を行う程度には、半分回復はできるであろう(というかしている)。
だが、繰り返すが2018年以前の水準までの回復は、もはやほぼ不可能である。
その最大の要因が、箝口令である。
何しろ山口真帆さんが絡む思い出話を一切できない。
それはメンバーに限定されない。
ファンもである。
SRやツイッターやブログで、2018年以前の思い出話をする際に、ファンの大半は示し合わせたように、空気を読んで、山口真帆さんと仲間達について言及しないのである。
あれだけの事件があったのに、推しがどのように振る舞ったか、
好印象の良識ある言動であっても
語ってはならない雰囲気が維持されている。
※ファンが悪意で語らないのではない事については、下記ブログを参照
私ですら、メンバーのSRやツイッターのリプ欄で、事件の話題は控える位である。
事件を特に追っていないファン達がどのように振る舞っているかは、察せられるであろう。
運営が率先して事件の話題を隠している。
劇場からは通路の写真が差し替えられ、
劇場通路の写真 - NGT48事件史(NGT48暴行事件ほか)
サインボールは撤去され、
サインボール - NGT48事件史(NGT48暴行事件ほか)
履歴書はスカスカになり、
太陽は何度でも公演は配信されていない。
太陽は何度でも - NGT48事件史(NGT48暴行事件ほか)
世間一般人も企業も、「あの事件はどうなったのだ」が最初の関心事なのに、そこについて沈黙する。
過激派ファンに至っては「被害者こそが悪党だった」というデマをばら撒き続けている。
先述の相関図で水色に書いたメンバー達のうち、角ゆりあさん、日下部愛菜さん、中村歩加さんは、間もなく卒業してしまい、もはやプラスイメージの回復手段も減ってきた。
事件について、運営、メンバー、ファンが口を閉ざし
過激派はデマをばら撒き続ける
そんなグループが復活できるほど、アイドル市場は供給不足では無い。
今後も私は、中井りかさんや小熊倫実さんをはじめ、何人かのメンバーを個々人としては応援し続けるし、必ずしもNGT48の解散を求めないのは従前の態度の通りであるが
復活はほぼほぼ不可能になったという現実は、述べざるを得ない。
新しくファンになる人は
「あの事件について絶対に触れないでね」
「触れてはいけない元メンバーの名前を全部頭に叩き込んでから、各種イベントに参加し、SNSでファン同士交流してね」
などの作法から学ばなければならないのである。
それはなかなかのハードルである。