※「NGT48暴行事件って、何だっけ?」という方は、上記2ページ(ウィキ(wiki)サイトと、事件解説漫画)をまず御覧頂ければ、概要はお分かり頂けます。
- 高橋七実さん、いじめられた経験を告白
- 「告発」ではなく「告白」と私が書く理由
- 高橋七実さんが出演なさった「太陽は何度でも公演」
- 唯一長めに残留した研究生:高橋七実さん
- 上司が率先してイジメる組織
- 研究生へのイジメは意外か
- 助けた人達
- 中井りかさんと高橋七実さんについて
- まとめ
高橋七実さん、いじめられた経験を告白
高橋七実さんが、NGT48在籍時代に受けたいじめについて告白なさいました。
在籍当時、高橋さんは研究生でした。
高橋七実さんが仰った事実関係については、私はまだ「全て仰る通りだろう」とも思って居ませんが、「全て嘘か勘違いだ」とも思って居ません。
「全て嘘か勘違い」とは考え難い理由は後述します。
「告発」ではなく「告白」と私が書く理由
高橋七実さんはメンバーを名指しせず、反撃や糾弾を目標とはなさっていません。
なので「告発」とするには違和感があります。
また、週刊誌が取り上げた事には、私個人は、御本人が戦える態勢にあるか分からないのに、そこまで取り上げなくとも…というのが正直な感想であり心配です。
本ブログでは、「告発」ではなく、「告白」という表現を用います。
高橋七実さんが出演なさった「太陽は何度でも公演」
NGT48暴行事件で男2人から自宅玄関で襲われ、
ステージ上での謝罪を運営から強要され、
卒業を余儀なくされた山口真帆さん。
そして山口さんに寄り添ってNGT48を卒業した菅原りこさん・長谷川玲奈さん達。
その卒業公演「太陽は何度でも公演」に、高橋七実さんはゲスト出演なさいました。
その時にゲスト出演した7名は、高橋さんも含め、山口真帆さんから「安心安全7」と呼ばれました。
その通称は山口さん、菅原さん、長谷川さん、ほか7名のファンをはじめ知られています。
その参加者達の勇気は今も賞賛されています。
唯一長めに残留した研究生:高橋七実さん
太陽は何度でも公演に出演した「安心安全7」の中で、研究生だったのは高沢さんと、渡邉歩咲さん、そして高橋七実さん。
高沢さんと渡邉さんは2019年6月30日に活動終了(活動辞退)。
それに対し、高橋七実さんは2020年3月31日まで、約9ヶ月、NGT48に残留していました。
つまり「安心安全7の中で、唯一、比較的長く、NGT48に残っていた研究生」という事になります。
上司が率先してイジメる組織
太陽は何度でも公演の観覧すら禁じた早川支配人
上で述べました「太陽は何度でも公演」には、NGT48運営は非協力的。
東京のAKB48スタッフが援助しました。
早川麻依子支配人(当時)は、何とか出演したメンバー達以外のメンバー達に劇場に観覧に行くことすら禁じました。
新潟を拠点に活動するアイドルグループ「NGT48」の早川麻依子支配人(44)が18日、メンバーの山口真帆さん(23)ら3人の卒業公演終了後、取材に応じ、3人のほかに出演した7人のメンバー以外に出演を希望するメンバーがいたことを明らかにした。来場を希望したメンバーもいたが、止めたという。(産経新聞2019/5/19 11:24)
劇場に見に来たがっていたメンバーもいたが、早川氏が止めたという。(スポーツ報知2019年5月19日 5時0分)
「太陽は何度でも公演の観覧も禁止する」ような早川支配人体制の下で、
「唯一長めに残留した研究生:高橋七実さんは全体から暖かく扱われました」
と想像する方が難しいでしょう。
暴走社長、冷血支配人、厄介なスタッフ
普通の組織でも「上手くやっていける状態ではない」というのは想像つきます。
まして社長は「お前が会社に対する加害者だ」と山口真帆さんに言い放った吉成夏子。
早川麻依子支配人は先述の通り公演観覧も禁じる冷血。
事件現場で犯人に味方する厄介なスタッフも居ました。
卒業生の記念品抹消
NGT48運営は、山口真帆さん達が卒業した後、山口真帆さん達のみならず、初代キャプテンである北原里英さんに至るまで、全ての記念品をNGT48劇場から撤去しました。
初代キャプテンの記念品まで抹消するような組織、それがNGT48運営会社です。
未だにこれらの記念品は、元あった展示スペースから撤去されたままです。
※サインボールの撤去時期は2020年2月16日~2020年10月29日の間であり、高橋七実さん在籍当時に撤去されたかは不明ですが、いずれにせよNGT48運営は2020年になっても、「卒業生をいじめる」を公に行う組織であり続けていたことを示す現象です。
研究生へのイジメは意外か
メンバーがイジメをしていたかについては詳らかではないところが多々ありますが、
当時の運営体制と、酷すぎる事件対応を見た上で、
「その管理下で、メンバーから研究生に対するイジメがありました」と言われて、
「意外」と思う人は多く無いでしょう。
例えば、教師が率先してイジメをやっている、
しかも卒業生初代キャプテンの痕跡まで抹消するような学校・学級で、
「イジメはありませんでした」
と推定する方が難しいのではないでしょうか。
助けた人達
寄り添った研究生メンバー
高橋さんは、怖い思いをした時に、そばに居てくれた研究生(当時)の仲間が居た事も述べていらっしゃいます。
それが誰なのかは全く分かりませんが、D3・2期生(当時研究生)にも、良心と勇気あるメンバーが居たと思える材料として、記憶に値するでしょう。
助けた東京のスタッフ
高橋さんは、度々相談に乗ってくれたAKB48(東京)のスタッフが2人居たことも述べていらっしゃいます。
AKS(2020年3月31日まではまだ分社運営される前)の在東京スタッフ・社員にも、
研究生メンバーの言い分にも耳を傾ける理性と、
いじめられる年少メンバーを助ける良心との持ち主が居たという事になります。
このことも記憶に値します。
中井りかさんと高橋七実さんについて
高橋さんがメンバーの特定は避けるように仰っておいでなので、本当は「シロ」も言いたく無い気持ちもあるのですが(シロを言うと、消去法でクロが浮かび上がる事も有り得るからです)
中井りかさんは、とかく誤解を受けやすい方な上に、私が今最も応援する方です。
さらに、今のNGT48では知名度がズバ抜けて高く、最も話題にされてしまう方でしょう。
中井りかさんについてだけは
研究生で一人SR頑張ってる高橋七実ちゃん応援してあげてくださいね😊(中井りかのTwitterアーカイブ - 2019年12月19日 - ArKaiBu Project48 )
と、2019年12月にツイートしていた事実、すなわち
「高橋七実さんと関係が悪く無かったどころか、七実さんのSHOWROOMを応援していた」
という事実だけは、ここで指摘させて頂きたいと思います。
当時、NGT48研究生はまだツイッターアカウントを保有しておらず、中井りかさんが言及しなければならない雰囲気は一切無かったことも、純粋な応援を示す材料として付言します。
まとめ
高橋七実さんの仰る事が全て細部まで事実かどうかは、私は保留しています。
また、高橋さんが糾弾や復讐を目的とはなさっていない以上、犯人捜しは厳に控えるべきです。
一方で、上司が率先して山口真帆さん達に嫌がらせをし、初代キャプテンの記念品まで抹消するような組織で、「イジメは無かった可能性が高い」と考えるのは、大変難しいでしょう。
むしろ「細部はともかく、何らかのイジメや嫌がらせはあったのだろう」と考える方が妥当と思います。
糾弾も犯人捜しもせず、
ただ「NGT48も当時、ひどい状態だったのであろう」という推測を補強する告白として、
保留したいと私は考えています。
本件についてまた書いて行くかどうかは、情勢によります。