NGT48をみるブログ「三鶴の黄昏と黎明」

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NGT48新潟旅by三鶴(1-1)劇場:○○を愛するファン

NGT48劇場について…

どんな順番で書くか悩みどころでしたが、まず観客と音楽から書こうと思います。

 

しばしば、NGT48に限らず、AKB48グループは、
「音楽を売っていない」
「特典でCDを売っている」
といった批判がつきものです。

 

私も、それに対しては強く否定もせず、
「そんなものかいな。AKBGにも良い曲、あると思うけど…」
くらいの気持ちでNGT48劇場に行きました。

 

結論から書けば、その俗説から来る先入観はあっさり崩されました。

 

正確に、完璧に、手拍子を打つ方がいらっしゃいました。
全ての曲ごとに拍子を綺麗に暗記し、絶妙なタイミングで手拍子を打つ。
数名がリードする手拍子に、綺麗に合わせ、拍手で綺麗に盛り上げる観客達。

 

あれは音楽が好きで無ければできません。

 

私はクラシック音楽の演奏会には時々行きますが、観客の質が演奏会に影響するのは、クラシックも同じです。
指揮者が手を下ろしたり、ピアニストが手を離しきったりする前に、
「俺はこの曲の終わりを知ってるぜ」
と自慢げに、「ブラボー」と叫びすぐに拍手を始めてしまう観客がいると、会場の残り香になっている残響音が台無しになります。

 

当日、私が見た、NGT48劇場にいた手拍子と拍手の名手たるファン達は、
◆曲を知り
◆リズムを刻むスキルがあり
◆それでいてステージ上の演者を邪魔しない
そういう理想的観客でした。

確かに、そこに音楽を愛するファンがいました。

 

音楽を大事にしているファンがNGT48・AKBGに居ることは、もう少し世の中に知られて良いような気がします。