NGT48をみるブログ「三鶴の黄昏と黎明」

NGT48運営の課題がメインテーマです。

NGT48新潟旅by三鶴(1-2)劇場の立地

今回の新潟県NGT48劇場への旅行では、お二人のFFさんとお会いしました。

まず、初めに公演前にお会いしたお一人は、popoちゃんさんです。

popoちゃんさんに色々な場所を紹介して頂きました、ありがとうございます。


今回、NGT48劇場の立地について思った事の3点を書きます。

今回のブログに限りませんが、良い事ばかり書くわけではありませんが、悪い事だけ書くわけでもありません。

両方、私なりに感じたことを書いていきます。

場違いな所にあることの弱点と利点

NGT48劇場はラヴラ2というショッピングモールにあります。

mitsui-shopping-park.com

お洒落なお店が多いです。

正直…

私のような陰キャからは若干まぶしい感じの客層でした。

その中に、アイドルヲタクが集まるNGT48劇場が一番奥にあります。

「場違いだ」とか「ラヴラ2の客層が壊れる」などと言われる向きも地元ではあったと、自嘲気味にpopoちゃんさん(元NGT48ファンでいらっしゃいますので自嘲の形です)から聞きました。

 

ただこの「場違い」というのは、後述する敷居の高さとも関係しますが、利点でもあります。

秋葉原ドン・キホーテにあるAKB48劇場は、確かに「ヲタク文化の中心地で、似つかわしい」場にありますが、それだけに別の客層からは視野に入りにくい。

AKB48劇場は、せっかく外に掲げられていた看板も変わってしまいました。AKB48が外に訴求する機会があの場には殆どありません。

togetter.com

一方、NGT48劇場は、同じフロアのGU、JINS、CANDO、HISといったお店のお客さんから目に入ります。

本来そうした「普段興味の無い人達からも目に入る場にある」事は、利点であるはずです。

またそれは、普段興味の無い人達からも評価されるということを自覚する機会でもあるはずです。

 

事件への対応で、外の世界を気にする姿勢が運営(AKS、およびFlora)に乏しかったのは、あの立地を考えると、さらに驚きに値します。

NGT48劇場は、決して隔絶された空間ではありませんでしたのに。

 

敷居の高さ

前段と関係しますが。

秋葉原AKB48劇場ドン・キホーテのビルの中に入っています。

ドン・キホーテは品揃えも良いので秋葉原に行くときは私も時々利用します。

AKB48劇場の直下にあるゲームセンターも時々利用していました。

でも私はAKB48劇場に行った事がありません。敷居が高く感じるのです。

エスカレーターを上らないと劇場に入れない。

同じフロアに他にお店があるわけでも無いので、「AKB48劇場に行く」と決めなければ、エスカレーターを上がる人はいません。

しかも今はコロナ禍ですから、チケットを持つ人以外の入場が制限されています(多分今も入れない)。

 

それに比べれば、同じフロアに様々なお店があるラヴラ2のNGT48劇場は、たとえばCANDOに買い物に行くついでに、劇場の入り口周辺を見る事もできる。

少なくとも劇場前まで行くには、敷居が極めて低いと言えるでしょう。

 

ただ…では入りやすいかと言えば、中々難しいです…

敷居の高さはやはり感じました。独特の雰囲気というか…

これはコロナ禍での入場制限のせいなのか、それとも私の心理的問題なのか、もう少し機会を作って観察しないと判断は難しいと思います。

 

中心地での青春時計

あの青春時計MVで、メンバー達と市民達が一緒に盛り上がっていた交差点も見てきました。

驚いたのは、あれだけの交通量と人通りがある新潟県新潟市万代の中心地で、人の流れを止めてMV撮影に協力した地域の商業関係者達が存在したという事です。

 

「やりたい」「盛り上げたい」というエキストラ役の市民を集めるのも大変ですが

それ以上に大変なのは「別にそんなの盛り上げたいと思わないんだけど」というお店や人も巻き込む「止める」方です。

 

MVの全てが同じ時間帯に撮影されたとは思えませんが

1:45あたりで映っている交差点では、メンバー達から北北東に影が伸びていますから、お昼過ぎあたりの時間帯だったと思われます。

www.youtube.com

MV撮影は平日だったかもしれませんが(調べればすぐ分かる事かもしれませんが…)

それにしても「人を集める」よりも、あれだけ飲食店も多い新潟市万代で、昼間午後に「人の流れを止めた」ことの方が重かったと私には思えます(昼食休憩が終わった後を狙ったのかもしれませんが)。

 

「特に興味が無い」人まで巻き込むイベントを行えるだけの信頼関係が万代地域の商業関係者にあった。

あの交差点で、「やはりNGT48は、地元から大変な期待を寄せられていた」ということを実感しました。

 

そのレベルまでの信頼と信用を得るのは、まだ難しいと思います。

「暴行犯と民事で和解したことで出たものが全てだと思ってます」という言葉で、あの一般市民達は納得しません。

運営会社(AKS、およびFlora)は誰に何を説明するか、考えていたのでしょうか。

東京から来るマスコミと、自治体関係者をだまくらかせば良い、と考えていたのでしょうか。

MVに、万代で映ってくれた市民達の顔は、運営(AKS、およびFlora)の頭に無かったのか…と思わずには居られません。

 

 

niigata-2018jiken.memo.wiki