NGT48暴行事件って何だったっけ?という方は、以下2つのページ(相関図とマンガ)を御覧下さい。
去年と一昨年は、以下のような記事を、NGT48のオーディションについて書いていました。
今回は、全く違う内容になります(ゆえに、事件史サイトではなく、このブログで書きます)。
主に、オーディションを受けようか考えている人向けに、書いています。
運営がマシにはなっている所
まず、下の図をご覧頂きたいのですが
社長も、マネージャー達も、暴行事件当時の人は誰も残っていません。
劇場スタッフ・事務員等には暴行事件当時から残っている人がいますが、事件直後に犯人の味方をしていた(NGT48マネジャーに“暴行犯”とつながり疑惑? 音声データで衝撃の事実… - まいじつ)「厄介なマネージャー」とは違う人々です。
従って、
今のNGT48運営に、
自社アイドルが襲われた時に、犯人の味方をするマネージャーはいないと思われる
とは言えます。
「比較対象が悪すぎるだけでは」という疑問は残りますが、マシにはなったと言えます。
マイナス・不安面
ですが今のNGT48には、別の不安要素が多すぎます。
事件当時を反省も説明もできるマネージャーがほぼいない
今のNGT48に、事件当時を知るマネージャーがほぼいません(社長も変わっています)。
一人、劇場スタッフになった元マネージャーがいますが、メインのマネージャーではなく、事件直後の現場にもいなかったか、少なくとも発言はしていない人です。
さきほど書いた通り、「犯人に味方するような危ない人は多分いない」という意味では、プラス材料でもあります。
ですが「事件当時、何がいけなかったのか」を知る人が、もう誰もいないということです。
反省しようにも、知らない人ばかりなのです。
「あの時はこういうことだったから、大丈夫なんだよ」と、説明できる人もいません。
これは、安全面でもマイナス材料です。
事件とは別の不安なことも多すぎる
事件とは別の不安要素は、オーディションを受けることを考えるほどに「NGT48に興味がある人達」であれば、誰でも分かっていることだと思いますが、列挙します。
ヤバイ外道なジジイオタが多すぎる
頻繁に発言している者は20人ほど、頻繁にいいねをつけている者は100人ほどと推定できますが(アカウントが列挙できているのは70人以上です)、以下のように、事件被害者を叩き続け、さらにはファン達を恫喝するような人達までいます。
…それと、女の子に対するいやらしい発言もよくされています。
「諭吉と英世が2人いれば西潟茉莉奈さんの香りが120秒味わえるんですぜ?」(アーカイブ)などとネットで公言するリュウタ、そしてそのリュウタをトップヲタとしてありがたがる外道ヲタ達が、70人以上いるのが今のNGT48です。
皆さんが相手にしなければならないのは、こういうオジサン達(推定全員40歳以上)です。
niigata-2018jiken.memo.wiki
人気が下がる一方
千葉県松戸市でのコンサートで、千鳥格子状の座席配置でなお後方とバルコニーに空席を残し、1900人ほどのホールを半分も埋められなかったのは、事件から3年半経った2022年秋のことです。
事件から3年半経ち、事件追及の声も少なくなっているというのに、かつて武道館で8000人を集めたNGT48は、南関東の2000人弱のホールを確実に埋めることができなくなっています。
これらを「事件を追及し続けてネガキャンしている連中のせいだ!」と、NGT48・荻野由佳氏外道ヲタ達が言っていますが…
事件の際、最低でも2000人、多く見ると5000人以上の、コンサートに来るようなファンが、NGT48から去っていますが、NGT48運営はその元ファン達の信頼を回復しようとはしてこなかった、それこそが根本的なファン減少の原因です。
人口約80万人の新潟市は、世田谷区(約94万人)より少ない人口、しかも人口密度は10倍違います。
その市場規模で、「去った2000人~5000人」の失望を放置して、「アンチのせいだー」とやっている場合では本来ないのです。
2018年まではキャンセル待ちという制度があるほどだった劇場チケットは("ngt48" 劇場公演 "キャンセル待ち" - Google 検索)、今では当日券を売るようになっています(公式サイト)。
そして、3期生さんも実力あるかたがたはいらっしゃいますが、X(旧ツイッター)で、1万人を超えるフォロワーを獲得しているメンバーが一人もいません。
48Gとしては危機的な状況でしょう。
コンサートに来る人が、時には1000人いないグループで、上で書いた外道ヲタが70人以上いるのです。
4期生は研究生公演もできていない
3期生が既に半分近く去っています(12人合格。うち11人加入。現在残留は7人)。
多くは研究生のまま去りました。
3期生も十分育つ機会がありませんでしたが、4期生はもっとすごいです。
4期生の研究生公演が、加入してから1年以上経っても用意されていません。
3つ問題があります。
第一に、4期生を育てる気が無かった今の運営に、5期生を育てる気があるとは思えないこと。
第二に、5期生ですばらしい人材が入っても、4期生を飛び越えて活躍するのは、すさまじいプレッシャーがかかるであろうこと。
第三に、二つ目の「プレッシャー」について、運営はたぶん良い対応はしてくれないこと(次の項目で書きます)。
5期生として入っても、育つ場も無く、針のムシロになる確率は、低くありません。
コミュニケーション不足・対話不足
小越春花さんという2期生のエースが、卒業を発表しました(NGT48・小越春花、卒業を発表 13歳で加入して6年「役者業を応援していただけたら幸せです」 | ORICON NEWS、NGT小越春花卒業発表「アイドルの私も卒業後の私も応援していただけたら」本格的に俳優の道へ - AKB48 : 日刊スポーツ)。
2024年12月末が、活動最終予定です。
ニュアンスをどこまでとるか難しいですが、少なくとも小越さんは
現運営への疑問
は、卒業発表で口にしていました。
小越さんの発言をとめないくらいには、今の運営は悪党ではないのかもしれません。
ですが、小越さんが最初に運営に疑問を感じた2024年4月から今までの約半年、その疑問を解消したり、納得を得ようとしたり、努力した形跡が運営(特に上層部)にありません。
ほとんど、そのまま放置されていたように見えます。
つまり、5期生が入って、何か困ったり、相談したいことがあったりしても、今の運営の上層部は、それに対応しないか、したくとも忙しすぎてできないか、ということです。
何しろ、小越春花さんと言えば、シングル表題曲センター2回、アルバムリード曲ダブルセンター1回、シングル表題曲トリプルセンター1回を務めた、誰もがNGT48のエースと認めるメンバーです。
その小越さんとろくに話し合っていない運営が、他のメンバーとよく話し合っていると思えるでしょうか。
さらに、入って来たばかりの5期生と、話し合ってくれるでしょうか。
安全面の不安
2期生エースである小越さんの相談に応じるヒマが無いほど、ヒマも余裕も無い運営。
その運営が、少し外仕事が増えているNGT48の安全確保を十分にできている、とは、あまり思えません。
上で書いたように、「犯人の味方をする」ような外道マネージャーは、たぶんいないでしょう(いないと思いたい)。
ですがそれは必ずしも「十分に安全確保ができる人達である」ことを意味しません。
しかも暴行事件被害者を叩き続け「ペロペロ」「クンカクンカ」「山口真帆さんのファンクラブもタダで済むと思うなよ」などと脅すファン達が、NGT48の周囲にかなりの人数います。
結論まとめ
- 「犯人の味方をするマネージャーは多分いない」だけがマシになった要素
- 逆に言えば、暴行事件の反省も説明もできるマネージャーは今残っていない
- キモい外道ジジイヲタ達が70人以上いる
- 2期生エースとすら話し合いをしない(悪意ではないとしても、する能力または余裕がない)運営
- NGT48の人気は下降線
- 4期生は研究生公演もできてない
- 5期生が4期生を飛び越えて活躍したとき、相談できそうな人はいない(何しろエースとすらろくに話し合ってない)
- 話し合いの余裕も無い運営が、安全確保を十分にやれているのか
このような状況で、「5期生に応募しても、もう今のNGT48なら大丈夫ですよ」とは、私は思いません。
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