「五月蠅いヘビーユーザーの言う事には聞く必要は無い。
これからは足あとをつけたくないくらいのライトユーザーを集めるのだ。」
そういう路線展開をしてあっという間に自沈したSNSがあります。
MIXIです。
mixiが廃れた原因は運営の「鈍感さ」?「足跡を廃止したのが決定打」「Twitterもこうなるのでは」 - Togetter
なおそのような舵取りをして、日本で最強だったSNSにとどめを刺した取締役が原田明典なのですが、彼はなぜかディー・エヌ・エーで今も役員です。
我が国は労働者の失敗には厳格ですが
取締役の失敗にはとても寛容な国家です。
今、ツイッターも同じ道を辿るような兆しがあります。
人数を集めたいのに、1人で100人分のサーバーのコストを使い潰しているようなヘビーユーザーは、あまりありがたくないように見えるのかもしれません。
ですがそのようにしてヘビーユーザーを追い出したら、そのSNSはあっという間に潰れる事には、MIXIという前例があります。
Twitter、閲覧回数を制限 1日1000件 - Impress Watch
一方で…
「ライトファンなんかどうでもいい。
金を払うヘビーユーザーこそが最良の客だ。」
という姿勢に舵を切ったのがNGT48です(特に2021年以降)。
意識的にやってるのか、無意識的に泥縄でやっているのかよく分かりませんが、少なくとも現象としてはそうです。
「ヘビーユーザーなどいらない」
「ヘビーユーザーだけが客だ」
どちらの極端も、長くは続きません。