「よくもまあ恥知らずな」
というのが第一の感想である。
オーディションに応募したい中学生・高校生のみなさんへ
現運営の所業
NGT48のメンバーに対する呆れではない。
3期生を募集する主体であり権限を有しているのは、
NGT48の運営会社:株式会社Flora
およびその親会社:株式会社Sproot
の、取締役会と株主である。
SprootもFloraも、
元運営のヴァーナロッサム(旧AKS)も、
未だに事件に対するまともな対応をしていない。
100歩譲って
2019年1月から2020年3月までの対応はAKS(現ヴァーナロッサム)の責任であり、現在のNGT48運営の責任範囲では無い
と位置づけたとしても
2020年7月、株式会社Flora代表取締役岡田剛は、被害者の言い分を一切聞かない、犯人との欠席裁判である民事の和解で出たことが全て、との見解を言い放った。
2020年6月、株式会社Sprootの代表取締役渡辺洋行は、「卒業生も応援します」と言ったが
それきり、自社グループのファンの暴走をとめる手立てを一切講じていない。
それどころか、NGT48劇場からは、山口真帆さんたちも含むサインボールが撤去された。
卒業生の記念品を全て撤去するという異様なアイドル運営会社。
未だに
「事件は山口真帆の言い分通りとは限らない」
などと言うNGT48ファン一部過激派を、NGT48運営は放置している。
山口真帆さんの言い分だけ、ではない
第三者委員会の弁護士3名は、暴行事件の態様は山口真帆さんが言っていた通りと認めているし、一部メンバーと暴行犯らとのつながりについてもほぼほぼ認めている。
そこまでひっくりかえそうというなら、山口真帆さんだけでなく、第三者委員会弁護士3名をも敵にまわすことになるという事実は、過激派ももう少しわきまえるべきだろう。
「暴行事件は山口真帆さんの言い分だけ」と言える段階は、第三者委員会報告書が発表された2019年3月22日に終わっている。
「第三者委員会の言い分」が存在する事実は重い。
しかも普通は第三者委員会は「企業に最大限甘くなる」のが実情である。
それすら飲めない企業というのは、社会的には信用を失って当然である。
おあいこではない
「山口真帆のファンもNGT48を攻撃しているのだから、NGT48のファンも山口真帆を攻撃して良いのだw」
とでも過激派が考えていそう(いや、多分考えている)なのが、救いようが無い。
- デマ・ガセをばら撒くこと
- 一定程度の信用ある文書に保証されている内容を主張すること
の差を分かっていない。
- 被害者抜きで勝手に犯人と運営が作った文書
- 弁護士3人からなる第三者委員会報告書
の、どちらが信用できるかという、国語のレベルの理解すらも過激派はできていない。
この状況をとめることができるのは
ヴァーナロッサム社長:吉成夏子
Sproot社長:渡辺洋行
Flora社長:岡田剛
であるが、望み薄である。
なぜ望み薄かと言えば、おそらくだがヴァーナロッサムが、SprootとFloraの株をある程度持っているのではないかと私は疑っているからだ。
2020年12月18日時点で、売却したSKE48の運営会社たるゼストの株を、20%、ヴァーナロッサムは保有していた。
であれば、SprootやFloraでも株を保有していてもおかしくない。
吉成夏子が未だに事実上のトップ、あるいは主要株主なのであれば、…誰も何もしなければ、状況は今のままであろう。
事件について「被害者抜きの欠席裁判で作った和解がすべて」のまま、3期生募集をする。
このままでは、NGT48は、延々と
「NGT48は悪くない!山口真帆が悪い!w」
と言い続ける一部ファン過激派の巣窟であり続けるだろう。
「人類は月に行っていない」という陰謀論は、数十年間唱え続けられている。
それと同じことで、こうした陰謀論やデマが生まれたら、しばらくは消えない。
私はあと何年かは、デマ・ガセを潰し続ける事になると思う。
長期戦になることはハナから覚悟している。