※「NGT48暴行事件って、何だっけ?」という方は、上記2ページをまず御覧頂ければ、概要はお分かり頂けます。
NGT48暴行事件後、「まず第一に、NGT48は地域・地元からの信頼を回復しなければならない」という意見を時々見ます。
私は微妙に、異なる考えです。
確かに新潟県・新潟市・新潟県警からの信頼は必要
確かに地域・地元からの信頼は必要でしょう。
溝口副知事から「(AKSは)目くらましをしようとしている」と評されたり、
第三者委員会報告書会見のあの体たらくの後なのに、新潟市に対して「具体的な対応は次回訪問時に回答したい」などと寝ぼけていたり、
元々地元自治体からのお墨付きにより、地元企業からの信頼と支援を得るという形態のビジネスでしたから、新潟県・新潟市からの信頼は極めて大事であり優先順位も高いのは間違いありません。
…新潟県警察から2020年夏になっても信頼されていないとは、一体何をやらかし、何故1年半も信用されていないのか、怖いくらいですが…
「第一に」必要な信頼回復の相手
上記を踏まえても…
私は「NGT48に第一に必要な信頼回復の相手」としては、少々違う考えを持っています。
第一に必要な信頼回復の相手は、山口真帆さんと仲間達であり、さらに彼女達のファン達です。
NGT48の安心安全7と、その他のメンバー達 - NGT48事件史(NGT48暴行事件ほか)
事件被害者と「一応の和解」すらしないで、事件被害者のファンの「一応の納得」すら得ないで、直接にはファンでもない県や市、その市民達から応援されるでしょうか?
山口真帆さんと仲間達が去った件とその影響で、NGT48のファンは、少なく見積もっても、2018年に比べて4分の3(悲観的にみれば半分)に減っています。
例えば…
1ヶ月あたり100人の常連客が居るレストランで、何か事故が起きて、従業員の4分の1以上が去り、25人から50人の常連客が去ったレストラン。
そのレストランは、その去った常連客の口コミの回復抜きに立ち直れるでしょうか?
飲食業に限らず、
「去った常連客が4分の1から半分ほどいて、その人達の表情が、怒ってるか曇ったまま」
という状態で、復活できる商売がありますか。
笑顔まで行かずとも
誤解して頂きたく無いのは、
私は別に、山口真帆さんが再びNGT48劇場やツアコンで挨拶できるようにして欲しいなどと、多方面に精神的負担の大きな大胆な和解は願っていませんし、
そこまで必要とも申しません。
ただ、
山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんらを推していた人達の、苦虫を噛み潰したような顔、
そして太陽は何度でも公演に出ていた7人を推していた人達の、顔の曇り…
これを、笑顔まで行かずとも、無表情に、
「…まあ、今のNGT48は、頑張っているんじゃないの。よく知らんけど」
位に言われる状態には回復させなければ、復活などできない。
その事実は指摘します。
その客観的事実を認識できないのであれば、NGT48は今後も沈み続けるしかありません。
新潟県の人口は約220万人。
新潟県推計人口(令和4年1月1日現在) - 新潟県ホームページ
その中で、元ファンの新潟県民が仮に1000人ほど居るとすれば、口コミが与える影響は小さくありません。
外道一部ファンの火に油
NGT48の一部外道ファン(卒業した荻野由佳氏ファンを含む)は、
「気にする方がおかしいw山口ファンがアンチ活動しているせいで俺たちは大迷惑を被った(怒)山口ガー」
と3年半、繰り返し続けています。
これで口コミがどうなるかは、火を見るより明らかでしょう。
彼らが火に油を注ぎ続け、今のNGT48の有り様です。
火に油を助長してきた運営会社
AKS代表取締役:吉成夏子は、なぜか山口真帆さんに敵対的でした。
【仮説】「吉成夏子は、最初に聞いた話を信じ込み、人の話を聞かないタイプ」という仮定に基いたシナリオ - Togetter
AKSが分社化して、NGT48運営会社はまともになる…かと思いきや…
外道過激派に迎合するように、
- 山口真帆さん達に関する箝口令を継続し、
- 記念品を撤去したままにし、
- 太陽は何度でも公演を配信せず、
- 「民事の和解で出た事が全て」などと放言
して来たのが、AKS分社化後のNGT48運営会社(Sproot、Flora)でした。
大変残念です。
個々人の努力と、グループの改善
私は今年5月以降、NGT48劇場公演に行き、撮影会に行き、ツアーコンサートに行く等していますが
現メンバー達の大半は、歌、ダンス、話芸を磨き、大変よく頑張っています。
私も中井りかさんを、私は2020年下半期以降頃から応援するようになっています。
しかしいくら個々人が努力しても、運営会社が元ファンの口コミを改善するような施策を打たない事には、もうどうにもなりません。
個々人メンバーの努力は無駄ではありません。
無駄だと私が思っていたら、内容が似たツアーコンサートを4回も観に行きません。
どのコンサートも素晴らしいものでした。
その芸能の磨きは、今後の人生に活きるでしょう。
ですがグループ全体の復活には、運営が姿勢を根本的に変えるしかありません。
渡辺洋行(NGT48運営親会社Sproot社長)
どちらかが、山口真帆さんとファン達の顔の曇りを晴らす方向の手を打つしか無いのです。